VGAボックス

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最終更新日 2018年10月11日

VGAボックスとは、ドリームキャストをPC用モニタに繋げるためのユニットです。正確にはドリームキャストVGAボックス(HKT-8100)と言いまして、定価7,000円でセガから発売されていました。

1.使用するメリット

画面がくっきり、はっきり綺麗

にじみが好きな人はともかく、普通は綺麗になったと思うはずです。特に文字に関してはコンポジットやS端子に比べると断然見やすくて良いですね。あと、赤の発色の綺麗さが際立ちます。

1998年当時のメリット

以下は2015年現在メリットではなくなっていますが、当時はこのように言っている人がいました。

フル画面で見られる

テレビだとどうしても、画面の端が欠けたりするのですが、PC用モニタならデフォルトで全画面見える状態になっているはずです。なっていない場合も、簡単に調節できるはずです。

これはDreamPassportでのメリットが大きいです。普通TVで使う場合「画面サイズ:ノーマル,フォントサイズ:小」ってところが精一杯だと思うのですが、PC用モニタの場合、画面サイズをフルサイズにしても端が見えないなんてことはないので、その分画面が広くなります。

テレビを見ながらDCを動かせる

DreamPassportでインターネットに繋げている人には結構大きいのではないでしょうか。私の場合、PC立ち上げている時ってTV点けていることが多いです。

2.注意点

VGAボックスを購入、利用する際に注意しなければならないのは全てのDC用ソフトがVGA対応しているわけではないということです。ソフトの帯の部分に「VGA対応」と記述されているソフトは問題ないのですが、記述がないソフトの場合はTVの方でゲームする必要がある可能性があります(備考参照)。

ただし、その場合もドリームキャスト本体からVGAボックスを取り外す必要はありません。なぜならVGAボックスからはアナログRGB端子からのVGA出力以外にも、コンポジットビデオまたはS端子での出力もサポートされているからです。

PCモニタ、TV、DC本体全ての電源が切れている状態で切り替えスイッチを非VGA側(TV)にしてから立ち上げればTVの方に映ります。

備考

VGAボックス対応かどうかは極初期のソフトを除き、帯に基本書かれています。例外としては、DC本体と同時発売の「ペンペントライアイスロン」は帯にはVGA対応と書かれていませんが、実際には対応しています。

また、公式にはVGA非対応のソフトでも「ゲーム起動開始後、VGAボックスのスイッチを切り替える」ことや「ゲーム起動開始後、VGAボックスに繋ぐ」ことによりVGAでゲーム出来るタイトルもあります。たとえば「神機世界エヴォリューション」や「サクラ大戦(1, 2)」はVGAボックスのスイッチ切り替えにより、VGAモニタで遊ぶことが可能です。

ただし、保証対象外ですので、DC本体およびVGAボックス、モニタに損傷が起きたとしても自己責任にて対処する必要がありますのでご注意ください。

「爆裂無敵バンガイオー」などは、本当に非対応なので、上記の方法をとってもVGAモニタには映りません。

VGAボックス対応かどうかは、2015年夏頃まではセガのソフトウェアデータベースにて調べることが出来ました。ただし、有志によるDCソフトVGA出力対応表で多くのソフトの対応、非対応が記載されているので参考になります。

3.対象モニタ

VGA(解像度:640×480ドット, 水平同期周波数:31kHz)対応モニタで、PC/AT互換機用ディスプレイに使われている「D-Sub3列15ピン型コネクタ」がモニタに付いている必要があります。

NECのPC-98シリーズなどで使われていた「D-Sub15ピン(2列)」の場合でも別売りの変換コネクタを使えば接続できますが、その場合の動作保証はしないと取扱説明書に書かれています。ただし、モニタ側がVGAをサポートしていれば実際には映るはずです。

DVIアナログモードに対応したDVI端子がついているモニタにも別売りの変換コネクタを使えば接続できるはずです。ただし、その場合の動作保証もされていません。

映らないモニタの例

などです。

4.接続

ドリームキャストをVGAボックスを使ってPC用モニタとTVに繋げる例を図にしてみます。

  家庭用TV
    |(S端子またはコンポジットビデオ)
DC−VGA BOX − オーディオ機器(Or ミニスピーカー)
    |(Mini D-Sub15ピン(3列))
  PC用モニタ

RGB、オーディオ関係含めて、ケーブル類は全て別売りになっています。モニタ <-> VGAボックス間のケーブルはご自分のモニタの端子をよく確かめてから買いに行きましょう。たいていのPC/AT互換機用のモニタにはケーブルが付属しているので、別途購入する必要はあまりないと思いますが。

また、PCモニタは基本的にスピーカーが付いていないので、音声はAV機器なりラジカセなりに繋げてやる必要があります。VGAボックスからの音声出力はステレオミニジャックなのでアンプのAUX端子に繋げる場合でしたら、ステレオミニジャック<-> ステレオピンジャックのケーブルが別に必要です。他には、アンプ付きのミニスピーカーを直接繋ぐという手もあります。

5.HDMI接続

ドリームキャストをVGAボックスを使って今時のTV/モニタにHDMI接続したい場合、Open Source Scan Converter(OSSC)なりXPC-4なりのコンバーターを使えばいいです。遅延を気にしない場合、PC用でもっと安価な製品もありますので、アクションやシューティングを遊ばない人はそちらでもよいでしょう。

DCをHDMI接続したい場合、HD LINK CABLE for DREAMCASTという選択肢もあります。ただし、VGA対応ソフト(スイッチ切り替えでの裏対応はNG)のみの対応です。こちらは秋葉原トレーダーなどで購入できます。

6.備考

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